口腔衛生課

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口腔衛生課

口腔環境を改善

私たちの生活のなかで食事は大事な楽しみです。
歯科衛生士は、その知識を生かしてお年寄りの食を考え、食事の手助けをすることを職務の一つと考えています。

介護が必要な人の中には、口を使って食べることができず、状態に合わせて流動食を鼻や胃から摂取したり、柔らかい食事しか食べられない方がいますが、口腔環境を改善することにより、改善することができます。

78歳の女性の方は、長期入院生活の中で、噛み方を忘れてしまい上手に噛めず、当施設に入所された当時は、上の入れ歯と舌とで押しつぶし食べており、満足に味わえない状態でした。
歯科衛生士の所見により、噛み方を忘れているのではなく舌が硬くなってしまい噛み方を忘れている事が分かり、嚥下体操・口腔内の粘膜及び舌のストレッチを行いました。
口腔リハビリを続けて口腔機能が回復しだすと同時に本人が「食べれない」と繰り返し訴え、口から食べる願望が高まり「口でしっかり食べたい願望」と「衛生士による口腔機能リハビリ・ケア導入」の結果、二週間後に入所者女性は食べ物を正しく噛めるようになり、満足に味わって食べることが出来ました。

正しく食べれるようになるだけではなく、噛む事で頬に力が付き、筋肉が付いたため以前と比べ女性らしい顔つきにもなりました。

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歯と歯茎をブラッシング

口腔機能が低下すると食べること以外に体に様々な悪影響を及ぼします。その中のひとつに「誤嚥性肺炎」というものがあります。
歯垢や食べかす・汚れた唾液が日常生活の中で気道を通じて肺に入いる為、肺炎を起こし、誤嚥が原因の肺炎により時には命を落とす方もいます。

写真:口腔ケア利用前口腔ケア利用前写真:口腔ケア利用後口腔ケア利用後

右上の写真で、歯茎についている白い物体が「歯垢」です。
写真口腔内には歯垢のほかに葱等の食べかすが付いており、歯茎には「膿の袋」が出来ております。これらが気道に入ることが「誤嚥」であり、肺に入りこみ炎症を起こすことで「肺炎」となります。

誤嚥を防ぐためには、口の中を清潔に保つことが重要です。歯科衛生士の指導の下、看護師・ケアワーカーを通して全ての利用者に対して、毎食後ブラッシングを行った結果が右下の写真です。
ブラッシングをすることにより「歯垢・食べかすの除去」だけではなく、歯と歯茎をブラッシング(刺激を与える)することにより、歯茎の免疫力が向上し「膿の袋」も小さくなります。 右下の様な誤嚥が発生しにくく・清潔な口腔環境を維持することをケアの基本として行っています。

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口腔の専門家として、健康で快活な生活の維持をお手伝いします。

満足に食事をするためには、リハビリやブラッシングだけではなく口腔内の環境を整える必要があります。 歯肉が痩せたり、歯が折れたり抜けたり・・・加齢に伴って以前までの入れ歯が自分の口に合わなくなってしまい、食べ物が食べにくくなり、十分に噛んで安全に食べることが不可能になってしまいます。
そして丸飲みするようになり本来の食べる機能が使えなくなってしまい、誤嚥や体力低下、食べ物がのどに引っかかり呼吸が出来なくなることがあります。

噛む回数が少なくなることや丸飲みすることにより、美味しく味わって食べる満足感がなくなり、食欲が減退し体力の低下が起き様々な病気の間接的な原因となります。又、噛む事により脳に刺激をあたえ、認知症の進行を緩和することがあります。

写真:現場のワーカーブラッシング

私たちの法人では定期的に歯科診療を行い、歯科医師・歯科技工士の協力により歯科衛生士を通して該当する入所者一人一人の口腔環境にあった入れ歯を調整し、本来の食べる機能の低下を防止しています。

私たち歯科衛生士は口腔の専門家として、他の専門スタッフと協力し「美味しく食事ができること」「話すこと」「ほほえむこと」が口腔の病気や加齢により衰えがちな口の機能を高め「一日でも長く食べる楽しみ」を得られ、健康で快活な生活の維持をお手伝いします。

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